家庭菜園<夏野菜の生育状況> 2017年5月1日&19日
今年は4月上旬から土作りを始め、5月2日に夏野菜の植え付けを終わった。寒暖の差が激しいが、夏野菜の成長は順調だ。
福島原発事故後、放射能汚染された畑の表土を3回、約10cmほど削り取った。現在、畑の表土の放射線線量は0.05μSv/h、事故前と変わりない状態。ブロック塀の周りに除染した土嚢を列べ黒マルチで覆っているが、その表面の残留放射線量は、0.1μSv/h程度に低下している。
畑の表土を削り取ったため、6年後の現在でも、ミミズは全くいない。昨秋、キャベツ等の冬野菜を植え付けた直後、外部からモグラが畑に侵入し、冬野菜に被害が出たが、今年はモグラがいない。餌がないため、死んだのか、他の場所に移動したのかわからないが・・・
家庭菜園は住宅にすっかり囲まれてしまったので、以前、冬の行事として行っていた夏野菜の残渣の焼却処理ができなくなった。そのため、植え付け予定地に40cm程深めの溝をほり、夏野菜と冬野菜の残渣や雑草なども全て埋め覆土をしてから、畝10mに、牛ふん堆肥50L、鶏糞20kg、豚糞20kgをすき込んでいる。4~5年もすれば、ミミズが住み着く環境になると思う。また、夏の雑草取りの省力化のため、畑は黒マルチと防草シートで全て覆うようにした。原発事故前に行っていた、自然農法は諦め、有機農法に切り替えている。