数週間前から、ブドウの粒に皺状態のものが現れ始め、何だろうと思っていたら、それが徐々に広がり出し、最終的に梅干の干からびた状態から干しブドウのような状態に変化して、それが晩腐病だということが分かりました。雨によってもたらせる黒痘病と同じように雨によってもたらされるブドウの病気で、巻きひげや枝にこびりついて越冬する伝染性の病気だとか。薬剤散布で対処するのもいいですが、ブドウの棚を日に晒しておくのも効果があるようなので、先週から葉をできるだけ切り取るようにしていましたが、それでもまだ晩腐病が広がっているので、昨日、思い切って大量に枝切りし、今日、ゴミ袋に回収しました。
今年は摘心を中心にやってきたブドウの栽培ですが、それだけで放置しておくと、結構、葉がどんどんできて陰を作り、それが晩腐病などを蔓延させるようでした。ブドウの房の笠かけも、逆に湿気を房に与えているようで、雨の後の乾燥も遅くなっているようです。
昨年までは、ブドウ栽培の素人ゆえに、房が成熟しつつある時でも枝や葉をかなり切り落として日当たりをよくしていたのですが、そのせいか晩腐病は一つも見なかったです。皮肉なことです!
7月2日に撮影。
I want to grow grapes in the pesticide-free.